Faeria
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速攻デッキの基本的な戦い方と弱点またその対策について
By AZel
主に黄色速攻デッキについて解説します。
(一気に書いたから日本語変なとこあるけど許してね)
   
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速攻デッキは土地取りが大事
速攻デッキで最も重要な要素は土地取りです。
速攻デッキでは基本的に自陣側のファエリアを回収しません。
敵側の井戸からファエリアを回収しながら、敵のファエリア回収を妨害してリソースの差を生み、早期に決着をつけます。

この画像は速攻デッキにおける土地の優先順位を表したものです。
赤が濃いほど優先順位が高いことを示しています。(1: 赤, 2: 朱, 3: 橙, 4: 黄)
まず、なぜこのような優先順位になるのか、説明します。

赤色の土地が最も優先順位が高いのは、井戸に隣接していてかつゴッドを攻撃できる位置だからです。
速攻(Haste)持ちのクリーチャーをそこに置けばファエリアの回収とゴッドへの攻撃を同時に行うことができます。
また、相手が朱色の土地にクリーチャーを置いて防衛した際、相手は次のターンファエリアを回収することができません。

朱色の土地が次点に来るのはゴッドを攻撃する道をふさがれないようにするためです。

橙色の土地は相手が自身を守るために2体の壁を必要とする立地です。
もし2体出されても、ファエリアを回収してから壁を破壊することができます。
しかも、相手は次のターンファエリアを回収できません。

黄色の土地は警衛持ち以外に攻撃を邪魔されない場所ですが、井戸から離れています。
ここを抑えておくと警衛持ちに邪魔されにくくなります。

これらの土地をとるまでの過程ですが、デッキ構成や手札、相手の土地配置によって違うので、説明しきれません。
黄色単色なら基本は先攻なら平地を4つ、後攻なら平地5か平地3と砂漠1という風に置くことが多いです。

速攻デッキのリソースは相手の井戸からのファエリアによります。
よって、もしよい土地が取れなかった場合は致命的です。
クリーチャーを召喚するのが1ターン遅れますが平地を駆使して強引にでも土地をとりましょう。
速攻デッキは軽く、速く
デッキにはピークと呼ばれる、最もデッキの性能を引き出せるタイミングが存在します。
ピークといっても、そこから弱くなるわけではなく、ピークを先に向かえれば後は相手に追いつかれるだけです。
例えばクジラを入れているデッキなら特殊な土地を8個作成した辺りがピークです。
速攻デッキなら、相手が8個土地を置く前に試合を終わらせてしまうことができます。
速攻戦術は相手が力を発揮させる前に自分の有利に持ち込む戦い方なのです。
ですが、2色の軽めデッキなら4つの土地を置いた時点で8割方のカードが使えることがほとんどでしょう。
2ターンもすれば土地を踏まれないように道を完全に塞いできます。
ですから、相手が4つ土地を置いた次のターンには有利な土地を1つは確保しておきましょう。

自分が使っている黄色単色の速攻デッキのピークは1つ目の有利な土地を確保した次のターンあたりです。

これは先攻5ターン目に勝負が決した図です。
相手のデッキのピークはわかりませんが、2色以上のデッキで特殊な土地が4つ置かれ、これから力を発揮するというところで試合が終わってしまっています。
これが黄色単色速攻デッキの実力です。
黄色速攻デッキの弱点
ダメージデッキ
ダメージデッキとは、ゴッドやクリーチャーにダメージを与えるカードを軸にしたデッキです。
黄色速攻デッキはステータスが低いカードが多いので、除去デッキは天敵です。
勝てる気がしません。
対策としてはフラッシュサーモン、風の兵士などの相手ターン中に生存していないクリーチャーや、シェータンデーモン、盲信した聖戦士などの丈夫なクリーチャーがあげられます。
ほかにもメイスマン、マンタライダー、廃棄物の王、保護措置などがありますが、どれもデッキを重くしてしまいます。

警衛
警衛持ちはHPが高いクリーチャーが多いです。
速攻持ちのクリーチャーでは破壊できないことが多いので、見事に足止めを食らいます。
対策としてはフラッシュウィンド、オードリムの教信者などがあげられます。
フラッシュウィンドは敵も動かせるので、特におすすめです。

土地移動カード
くどいですが速攻デッキは、土地の配置が重要です。
青色カードの水没した塔や、推移する潮汐はすでに置いた土地を動かすことができます。
これによってせっかく良い場所をとっても動かされた上に、空いた海に土地を展開されて敵の陣地から追い出されてしまうことがあります。
対策としては速攻持ちのクリーチャーで他の空いている場所に平地を敷き詰めたり、襲撃や進軍持ちのクリーチャーをデッキに入れるなどがあげられます。

GB Enchant
GB EnchantとはGreenのHPの高いクリーチャーをBlueのギャブリアの魔術・ギャブリアの女魔術師で大型のクリーチャーに化けさせるデッキです。生きている柳や変位するタコなどの警衛持ちが必ずいるほか、HPの低いこちらのカードを無力化されてしまいます。
対策となるカードはフラッシュサーモンや風の兵士といった相手ターン中に生存していないカードや、シェータンの暗殺者、デスウォーカー、重いですが最後の悪夢などのステータスに関係なく相手を葬るカード、またすべてenchantできるわけではないのでチョーキングサンドも有効です。
黄色速攻デッキ候補カード
絶対に入れるべきカード

カリムの祈願
これが入ってない黄色速攻デッキなんて考えられません。

フラッシュサーモン
コスト1の速攻で襲撃2を持っているので土地取りで優秀です。また、軽量デッキの枯渇しやすい手札を補充してくれます。さらに、飛行まで持っているので、早い段階からゴッドを殴ることができ、カリムの祈願を発動できるようにしてくれます。nerf待ったなしの反則カードです。ファエリアが回収できないのと、生贄にできないことには注意してください。

盲信した聖戦士
黄色速攻デッキの大型クリーチャーです。フラッシュサーモンなどの速攻クリーチャーでゴッドをぺちぺち殴って6/6くらいまで育てて出しましょう。黄色速攻デッキで最も高いHPを持ち得る存在なので、ダメージデッキにも対抗できます。

ウィンドゲート
相手の土地の上に移動してさらにクリーチャーを置けば、たいてい良い土地を取れるでしょう。速攻デッキは軽いクリーチャーが多いので、相手の土地を埋め尽くすことも可能です。そうなれば相手は新しい土地を作るためにリソースを割かなくてはならなくなるだけではなく、置きたい場所にクリーチャーを置くことができません。これだけ便利なカードがなんとコスト1で砂漠が1つあれば召喚できてしまうのです。入れるしかねぇ。

シェータンデーモン
コスト3で5/4という優秀なステータスを持っていますが、毎ターン自分が2ダメージを受けます。ダメージデッキとの相性が悪いように見えるかもしれませんが逆です。ダメージデッキはたいていフレイムバーストやサイファーの怒りを入れています。シェータンデーモンはそれらに対抗できる唯一の軽量カードなのです。ダメージデッキは試合が長引くほど有利になるので早く決着をつけなければなりませんが、速攻クリーチャーで攻めても必ず恐ろしい護衛に妨害されます。シェータンデーモンは恐ろしい護衛を1撃で倒すことができ、速攻持ちのための活路を開いてくれます。恐ろしい護衛を1撃で倒せるクリーチャーはほかにもいますが、フレイムバーストに耐えられる軽量クリーチャーはこのカードだけです。


かなり有力なカード
フラッシュウィンド
警衛持ちに対抗できる他、土地取りやファエリアの回収、攻撃した後のクリーチャーをどかして攻撃など、用途は多岐にわたります。

カリムの信泰者
超軽量の速攻カードです。用途は土地取り、生贄、ゴッドへの攻撃です。ゴッド以外には攻撃力は持たないので壁を崩す役には立ちません。

悪魔の世話人
クリーチャー1体を生贄にしてデーモンウィングを召喚します。また、このクリーチャー自体、弱いので生贄に向いています。

忘却への誓い
クリーチャー1体を生贄にして忘却のライダーを召喚します。生贄にする側とされる側のカードの配分には気を付けましょう。する側の2倍以上はされる側のカードを入れるとよいです。この2枚のカードの主な違いは、最終的なクリーチャーが1体か2体か、空いている土地が必要か不要かです。

霊魂吸収
ダメージデッキに多少対抗できるほか、敵の雑魚を消してHPの低い味方を守ることができます。
攻撃と合わせて敵クリーチャーを排除する際は、HPが1残った敵に使っても1しか回復しないので、先にこのカードを使いましょう。このカードは味方クリーチャーにも使えるので、ゴッドを攻撃し終わった味方を排除してとどめを刺すといった運用も可能です。

霊魂の祭壇
デッキに手札を増やすカードが少ない場合に有効です。ただし、霊魂吸収と前線を維持せよを併用するなどして、HPに気を使いましょう。

オードリムの院僧
進軍持ちなので土地取りに使えるほか、軽量ながらHPが3あってそれなりに丈夫です。ゴッドを攻撃する際には忘却のライダー並みのステータスを発揮してくれます。高火力で一気に試合を決めるデッキにおすすめです。

デーモンウィング
砂漠1つで出せる高火力カードです。飛行を持っているのでセクション1で説明した赤色の土地に置いた場合、朱色の土地がなくても攻撃することができます。

畜殺する影
砂漠1つで出せる高火力カードです。

オードリムの僧兵
速攻持ちでカードの回転をよくしてくれます。赤色の土地においてファエリアを回収した後ゴッドを攻撃してカリムの祈願を発動し、忘却への誓いを発動するというコンボができます。フラッシュサーモンと違い攻撃した後すぐにカードを引けるので、引いたカードがカリムの祈願なら即発動できます。

オードリムの射手
コスト3で味方クリーチャーが敵ゴッドを攻撃するたびに1ファエリアを得ますが、このクリーチャーを安全な場所に出すために砂漠を1つ作成するので4回攻撃して元が取れる程度です。相手に無理やり攻めに来させたり毎ターン1ダメージを与えられる、とても優秀なカードです。

オードリムの教信者
警衛持ちに多少対抗できる他、跳躍持ちなのでかなり離れた場所にも土地を展開できます。

シェータンの暗殺者
緑のデッキに対して特に有効です。

デスウィッシュグール
ファエリアの回収が思うようにいかないとき、役に立つ生贄用のカードです。除去されたとしても1ファエリアと1手札の損害なのでたいてい相手の方が不利になります。

風の兵士
除去にも土地取りにも使える優秀なカードです。ゴッドを殴ってから生贄に捧げるという運用も可能です。

エアーエレメンタル
最序盤の土地の展開だけでなく少したってからの土地の割り込みにも使える優秀なカードです。

チョーキングサンド
少し重いですが優秀な除去カードです。恐ろしい護衛や、ジュディムの粗暴者を消してくれます。

無色カード
無色のクリーチャーは最序盤の土地取りにも使えるので必須ではありませんが何枚か入れるのも一つの手です。

戦線を維持せよ!
ゴッドの殴り合いになったり、次のターン破壊されそうな見方を守ったりできる上に、苦手なダメージデッキに対抗できます。

皇帝の命令
ゴッドの殴り合いやダメージデッキへの対抗に向いています。また、邪魔な建造物を破壊したり、敵の雑魚を無力化・破壊して味方を守るなど用途は多彩です。

宮廷の道化師
上に同じですが、これから出すクリーチャーが確実にファエリアを回収するのを助けてくれます。手札が増えてくるとランダム性が上がるので注意。フラッシュサーモンや風の兵士は先に出しておきましょう。

その他候補カード
デスウォーカー
シェータンの暗殺者と違ってゴッドへの攻撃にも向いておりHPも4と丈夫ですが、出せる場面が限られており、なおかつ接死を有効に使えるとも限らない器用貧乏なクリーチャーです。

シェータンスカベンジャー
速攻カードが多めのデッキなら一考の余地がありますが、警衛持ちに弱いデッキになります。

廃棄物の王
速攻デッキにおいて場に生贄用のクリーチャーがいる状態で5ファエリア溜まるというのは稀なので活躍できる場面は少ないですが、カリムの信泰者や、デスウィッシュグールを生贄にして出した場合、実質コスト3の6/4のクリーチャーになります。同じステータスの赤い悪魔が9コスト払って5コストのバックなので、強いといえば強いです

マンタライダー
破壊されてもその場にマンタを残すのでダメージデッキを相手にした際のファエリアの回収に向いています。しかし、ダメージデッキ相手に5ファエリア稼ぐのがまず難しいので本末転倒とも言えます。

無色カード
母国の擁護者
ほぼゴッドの殴り合いになった時専用のカードです。用途が限定的なのと、必ずしも発生するシチュエーションではないので使い勝手はよくないかもしれません。
しかし、その時が来ればコスト2で2体出せるのでピンチをチャンスに変えてくれるかもしれません。

保護措置
ダメージデッキに対抗してファエリアの回収をより確実にしたり、HPの低い味方を守りながら大型の敵を倒すのが目的のカードです。

残酷なバンデット
このカードはゴッドを攻撃したり邪魔な敵を排除するのに向いた、軽量無色カードです。同じコストで6/1の畜察する影をまだ入れていないなら先にそちらを入れるべきでしょう。

メイスマン
コストが1上がっただけでHPが3増えたバンデットです。ダメージデッキには強くなりますが、攻撃力の高いクリーチャー相手に弱いです。
2 Comments
stellart 3 Sep, 2018 @ 2:47am 
素晴らしいガイドです。ありがとうございます。
bana chang 3 Jun, 2018 @ 5:15am 
日本語はありがたい